2026.7.23
- コラム
X線を知ろう!⑤ 照射時間(Time)によって何が変わるの?
X線検査において、照射時間(Time)は、X線をどれくらいの時間照射するかを表す条件です。kVが「透過力」、mAが「X線の量」に関係するのに対し、照射時間は「X線を当てる長さ」に関係します。
① 照射時間が長いと届くX線量が増える
照射時間を長くすると、検出器やフィルムに届くX線の総量が増えます。そのため、暗くなりやすい画像を明るくしたり、ノイズを少なくしたりする効果が期待できます。
② 長ければ良いわけではない
一方で、照射時間を長くしすぎると、画像が濃くなりすぎたり、検査効率が下がったりする場合があります。また、対象物や検査環境によっては、ブレや条件過多につながることもあります。
③ kV・mA・Timeの組み合わせが大切
良い検査画像を得るためには、kV・mA・照射時間をバランスよく設定することが重要です。透過力、X線量、照射時間の関係を理解することで、検査対象に合った適切な条件設定につながります。
次回は、「X線はどうやって作られるの?」を予定しています。
