2026.7.5
- コラム
X線豆知識 ① X線を発見したレントゲン博士
1895年11月8日、ドイツの物理学者
Wilhelm Conrad Röntgen(ヴィルヘルム・コンラート・レントゲン)は、世界で初めてX線を発見しました。
当時、この光の正体は分からなかったため、「未知」を意味する X を用いて「X線(X-rays)」と名付けられました。
レントゲン博士は、
「X線は全人類のものであり、一人の人間が独占すべきではない」
という考えから、X線に関する特許を取得しませんでした。
さらに、1901年に第1回のノーベル物理学賞を受賞した際には、その賞金を大学の研究支援のために提供しています。
この無私の精神が、X線技術の普及を後押しし、今日では医療や工業など世界中で多くの人々の安全と暮らしを支えています。
「技術は人の役に立ってこそ価値がある」――レントゲン博士の想いは、130年近く経った今も、私たちの仕事の原点となっています。
